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英語学習文化バレンタイン

日本のバレンタインは世界から見ると「逆」?義理チョコ・本命チョコを英語で説明する方法

日本のバレンタイン文化は海外と真逆。義理チョコ、本命チョコ、友チョコ、ホワイトデーを英語でどう説明する?外国人に驚かれる日本独自の文化を解説。

11 min read
keita

Happy Valentine's Day!

...と言いたいところですが、日本のバレンタインは海外から見ると「かなり変」らしいです。

外国人の友達に日本のバレンタイン文化を説明したら、「え、逆じゃない?」「義理チョコって何?」と驚かれた経験はありませんか?

この記事では、日本独自のバレンタイン文化を英語でどう説明するかを紹介します。


日本のバレンタインは世界と「逆」

海外:男性 → 女性

欧米のバレンタインデーでは、男性が女性にプレゼントを贈るのが一般的です。

花束、ジュエリー、ディナーの予約など。チョコレートを贈ることもありますが、それは選択肢の一つに過ぎません。

日本:女性 → 男性

一方、日本では女性が男性にチョコレートを贈るのが定番。

この文化が始まったのは1950年代。あるお菓子メーカーが「バレンタインデーは女性が男性にチョコを贈り、愛を告白する日」と広告を打ったのがきっかけです。

完全に逆の解釈が、そのまま日本に定着してしまったわけです。


外国人に説明するとき

この「逆」を説明するときは、こんな風に言えます。

In Japan, Valentine's Day is the opposite of Western countries. Women give chocolate to men, not the other way around.

(日本ではバレンタインデーは西洋と逆なんだ。男性が女性にじゃなくて、女性が男性にチョコをあげる)

It started as a marketing campaign by a chocolate company in the 1950s, and it just stuck.

(1950年代にチョコレート会社のマーケティングで始まって、そのまま定着したんだ)


日本のチョコの種類が多すぎる問題

日本のバレンタインが複雑なのは、「逆」だけではありません。

チョコレートの種類が異常に多いのです。

日本のバレンタインチョコの種類

日本語英語意味
本命チョコHonmei choco本当に好きな人へのチョコ
義理チョコGiri choco義理で渡すチョコ(職場など)
友チョコTomo choco友達同士で交換するチョコ
自分チョコJibun choco自分へのご褒美チョコ
逆チョコGyaku choco男性から女性へのチョコ

海外にはこんな細かい区別はありません。外国人からすると「なんでそんなに種類があるの?」という感じです。


本命チョコ(Honmei Choco)

本命チョコは、本当に好きな人に渡すチョコレート。

「honmei」は「本命」、つまり「本当の気持ち」を意味します。手作りチョコや高級ブランドのチョコを渡すことが多いです。

英語での説明

Honmei choco is chocolate given to someone you have romantic feelings for. It's the "real deal" – not just politeness.

(本命チョコは、恋愛感情がある人に渡すチョコ。社交辞令じゃなくて「本気」のやつ)

Women often make homemade chocolate or buy expensive brands to show their true feelings.

(本気の気持ちを伝えるために、手作りしたり高級ブランドを買ったりすることが多い)


義理チョコ(Giri Choco)

義理チョコは、日本独自の文化として最も有名かもしれません。

「giri」は「義理」、つまり社会的な義務や礼儀を意味します。恋愛感情は一切なく、職場の同僚や上司に「日頃のお礼」として渡すものです。

英語での説明

Giri choco literally means "obligation chocolate." It's given out of politeness, not romance.

(義理チョコは文字通り「義務のチョコ」。恋愛じゃなくて礼儀として渡すもの)

Women give it to coworkers, bosses, or classmates just to say "thanks for working together."

(同僚や上司、クラスメートに「一緒に働いてくれてありがとう」の意味で渡す)

There's no romantic meaning at all. It's purely social.

(恋愛的な意味は一切ない。純粋に社会的なもの)

ちなみに、義理チョコ文化は近年批判も増えています。「女性に負担をかけるパワハラだ」として、禁止する会社も出てきました。


友チョコ(Tomo Choco)

友チョコは、友達同士で交換するチョコレート。

特に女子高生の間で人気の文化で、バレンタインを「友情を確認する日」として楽しむスタイルです。

英語での説明

Tomo choco is "friend chocolate." Girls exchange chocolate with their friends, not boys.

(友チョコは「友達チョコ」。女の子同士で交換するもので、男子は関係ない)

It's especially popular among high school girls. Valentine's Day becomes a friendship celebration.

(特に女子高生に人気。バレンタインが友情を祝う日になる)


自分チョコ(Jibun Choco)

自分チョコは、自分へのご褒美として買うチョコレート。

「誰かにあげる」のではなく、「この機会に美味しいチョコを自分で楽しむ」という発想です。

英語での説明

Jibun choco means "self chocolate." You buy fancy chocolate just for yourself.

(自分チョコは「自分へのチョコ」。高級チョコを自分用に買う)

It's like treating yourself because, hey, Valentine's Day is a great excuse to eat good chocolate.

(自分へのご褒美。だって、バレンタインは美味しいチョコを食べるいい口実だから)


逆チョコ(Gyaku Choco)

逆チョコは、男性から女性にチョコを贈ること。

日本の「女性→男性」の文化に対して「逆」という名前がついています。皮肉なことに、これが世界標準なんですが。

英語での説明

Gyaku choco is "reverse chocolate" – when men give chocolate to women on Valentine's Day.

(逆チョコは「逆のチョコ」。バレンタインに男性が女性にチョコをあげること)

Ironically, this is actually the norm in Western countries. But in Japan, it's called "reverse."

(皮肉なことに、これが西洋では普通。でも日本では「逆」と呼ばれる)


ホワイトデーも説明しよう

日本にはホワイトデー(3月14日)という、さらに独自の文化があります。

バレンタインにチョコをもらった男性が、お返しをする日です。

英語での説明

Japan also has "White Day" on March 14th. It's when men give gifts back to the women who gave them chocolate on Valentine's Day.

(日本には3月14日に「ホワイトデー」もある。バレンタインにチョコをくれた女性に、男性がお返しをする日)

The rule is to give back something worth more than what you received. It's called "sanbai gaeshi" – returning three times the value.

(もらったものより高いものを返すのがルール。「三倍返し」と呼ばれる)

If you got giri choco, you give back cookies or candy. For honmei choco, it's jewelry or a nice dinner.

(義理チョコならクッキーやキャンディ。本命チョコならジュエリーやディナー)


まとめ:日本のバレンタインを一言で説明するなら

外国人に日本のバレンタインを簡潔に説明するなら、こう言いましょう。

In Japan, Valentine's Day is basically reversed. Women give chocolate to men, and there are different types – "honmei" for someone you love, "giri" for coworkers out of politeness. Then on March 14th, men return the favor on "White Day."

(日本のバレンタインは基本的に逆。女性が男性にチョコを渡す。種類もあって、「本命」は好きな人に、「義理」は礼儀として同僚に。そして3月14日の「ホワイトデー」に男性がお返しをする)

覚えておきたい英語表現

  • the opposite of ~:〜の逆
  • give chocolate to ~:〜にチョコを渡す
  • out of politeness:礼儀として
  • romantic feelings:恋愛感情
  • return the favor:お返しをする


日本のバレンタイン、説明すると意外と複雑ですよね。

でも、この複雑さこそが日本文化の面白さ。義理と本音を使い分け、お返しの文化まで作り上げた日本人の社会性が、チョコレート一つに凝縮されています。

Happy Valentine's Day – however you celebrate it.