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英語学習スラング語彙

「やばい」は英語でなんて言う?ポジティブ・ネガティブ両方の表現を解説

やばいを英語で表現する方法を徹底解説。awesome、crazy、sketchy、insaneなど、ポジティブ・ネガティブ両方のニュアンスに対応する英語スラングを例文付きで紹介。

9 min read
keita

「やばい」

日本語で最も便利な言葉の一つかもしれません。

美味しいものを食べても「やばい」、危険な状況でも「やばい」、感動しても「やばい」。ポジティブにもネガティブにも使える、万能すぎるスラングです。

では、これを英語で言うとき、どう表現すればいいのでしょうか?


「やばい」の本来の意味

もともと「やばい」は危険な状況を表す言葉でした。

「やばい、警察だ!」のように、マズいことが起きたときに使う表現。江戸時代の隠語が起源とも言われています。

しかし現代では、ポジティブな意味でも使われるようになり、もはや「すごい」「最高」「信じられない」など、強い感情を表すオールマイティな言葉になっています。


ポジティブな「やばい」の英語表現

1. Awesome(オーサム)

最もよく使われるポジティブなスラング。「すごい!」「最高!」のニュアンス。

This ramen is awesome!

(このラーメン、やばい!)

That concert was awesome!

(あのコンサート、やばかった!)


2. Amazing / Incredible(アメイジング / インクレディブル)

「信じられないほどすごい」というニュアンス。awesomeより少しフォーマル。

The view from here is amazing!

(ここからの景色、やばい!)

His skills are incredible.

(彼のスキル、やばいよ)


3. Insane / Crazy(インセイン / クレイジー)

「頭おかしいくらいすごい」というニュアンス。カジュアルな会話でよく使います。

The graphics in this game are insane!

(このゲームのグラフィック、やばい!)

That trick was crazy!

(あの技、やばかった!)


4. Sick / Dope(シック / ドープ)

若者言葉で「かっこいい」「イケてる」の意味。音楽やファッションの話題でよく使われます。

That beat is sick!

(このビート、やばい!)

Your new shoes are dope.

(その新しい靴、やばいね)


5. Fire(ファイア)

「熱い」「最高」の意味。特に音楽、ファッション、食べ物を褒めるときに。

This song is fire!

(この曲、やばい!)

The new album is straight fire.

(ニューアルバム、マジでやばい)

ポジティブな『やばい』まとめ

英語ニュアンス使う場面
Awesomeすごい、最高汎用的
Amazing信じられない感動したとき
Insane/Crazy頭おかしいくらいすごいカジュアル
Sick/Dopeかっこいい、イケてる音楽・ファッション
Fire熱い、最高若者言葉

ネガティブな「やばい」の英語表現

1. Oh no / Oh crap(オーノー / オークラップ)

「やばい、マズい」という焦りのニュアンス。

Oh no, I forgot my wallet!

(やばい、財布忘れた!)

Oh crap, we're gonna be late!

(やばい、遅刻する!)


2. Sketchy(スケッチー)

「怪しい」「危なそう」のニュアンス。人や場所、状況に使います。

That neighborhood looks sketchy.

(あの地域、やばそう)

This deal sounds sketchy.

(この取引、やばくない?)


3. Dangerous(デンジャラス)

本来の「危険」の意味に近い表現。

This road is dangerous at night.

(この道、夜はやばい)

Don't go there, it's dangerous.

(そこ行くな、やばいから)


4. Terrible / Awful(テリブル / オーフル)

「ひどい」「最悪」のニュアンス。

The weather today is terrible.

(今日の天気、やばい(最悪))

I feel awful.

(体調やばい)


5. Screwed / In trouble(スクリュード / イン・トラブル)

「終わった」「やらかした」のニュアンス。

I'm screwed. I didn't study for the exam.

(やばい。試験勉強してない)

We're in trouble now.

(やばいことになった)

ネガティブな『やばい』まとめ

英語ニュアンス使う場面
Oh no/Oh crapマズい、焦り何か忘れた・失敗した
Sketchy怪しい、危なそう人・場所・状況
Dangerous危険物理的な危険
Terrible/Awfulひどい、最悪状況・体調
Screwed終わったやらかした時

「やばい」の絶妙なニュアンス

日本語の「やばい」が便利なのは、トーンと文脈だけで意味が変わること。

英語ではこれができません。だからこそ、状況に応じて適切な単語を選ぶ必要があります。

例:「このケーキやばい」

  • 美味しい場合 → This cake is amazing!
  • マズい場合 → This cake is terrible!
  • 量が多すぎる場合 → This cake is insane! (Look at the size!)

同じ「やばい」でも、英語では全く違う単語になります。


「マジでやばい」を強調するには

「やばい」を強調したいときの表現も覚えておきましょう。

強調表現

  • So + 形容詞: This is so awesome!(これマジでやばい)
  • Really + 形容詞: That's really crazy!(あれマジでやばい)
  • Literally: I'm literally dying.(マジでやばい(死にそう))
  • Absolutely: This is absolutely insane!(完全にやばい)
  • Freaking: This is freaking amazing!(めっちゃやばい)

今日から使える例文

ポジティブな場面:

  • This sushi is insane! I've never had anything this good.(この寿司やばい!こんな美味しいの食べたことない)
  • Your presentation was awesome!(プレゼンやばかったよ!)
  • The season finale was crazy. I didn't see that coming.(最終話やばかった。あの展開は読めなかった)

ネガティブな場面:

  • Oh no, I think I left the stove on.(やばい、コンロつけっぱなしかも)
  • This situation is getting sketchy. We should leave.(状況がやばくなってきた。帰ろう)
  • I'm so screwed. The deadline is tomorrow and I haven't started.(マジでやばい。締め切り明日なのに何も始めてない)


まとめ

「やばい」を英語で言うには、文脈に応じた単語選びが必要です。

ポジティブな時:

  • Awesome, Amazing, Incredible(すごい系)
  • Insane, Crazy(頭おかしい系)
  • Sick, Dope, Fire(若者言葉系)

ネガティブな時:

  • Oh no, Oh crap(焦り系)
  • Sketchy, Dangerous(危険系)
  • Terrible, Awful(最悪系)
  • Screwed(終わった系)

日本語の「やばい」は一語で済むのに、英語では状況を読んで単語を選ぶ必要がある。逆に言えば、この使い分けができるようになれば、英語の表現力が格段に上がります。

やばいくらい便利な日本語を、やばいくらい正確な英語に変換できるようになりましょう。