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have と get の違い|「〜してもらう」を正しく使い分ける方法

英語の使役動詞haveとgetの違いを徹底解説。haveは当然の依頼、getは説得・努力が必要な依頼。「髪を切ってもらう」「修理してもらう」など実践的な例文付きで使い分けを紹介します。

9 min read
keita

「〜してもらう」を英語で言いたい時、have と get のどちらを使えばいいか迷ったことはありませんか?

  • I had my hair cut.
  • I got my hair cut.

どちらも「髪を切ってもらった」という意味ですが、実はニュアンスが違います

この記事では、have と get の根本的な違いと、実際の使い分けを解説します。


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基本イメージを押さえる

have と get の違いは、「当然」か「努力」かで考えるとわかりやすいです。

基本イメージ

  • have = 当然のこととして頼む(依頼は自然に通る)
  • get = 説得・努力してやってもらう(働きかけが必要)

have の使い方

意味:当然のこととして〜してもらう

have は「依頼が当然通る」「相手がやるのが普通」という状況で使います。

I had my assistant send the email.
(アシスタントにメールを送ってもらった)

アシスタントに頼むのは当然のこと。特に説得は必要ない。

文法:have + 人 + 動詞の原形

have の後ろは動詞の原形が来ます。

I had him check the document.
(彼に書類をチェックしてもらった)

have + 物 + 過去分詞

「物を〜してもらう」場合は、過去分詞を使います。

I had my car repaired.
(車を修理してもらった)

この形は「〜された状態にしてもらう」というニュアンス。サービスを受ける時によく使います。

have の例文

I had the waiter bring me the menu.
(ウェイターにメニューを持ってきてもらった)

→ レストランでは当然のこと

I had my teeth cleaned at the dentist.
(歯医者で歯をクリーニングしてもらった)

→ 歯医者に行けば当然やってもらえること

I'll have someone call you back.
(誰かに折り返し電話させます)

→ 会社で当然の対応として


get の使い方

意味:説得・努力して〜してもらう

get は「相手を説得する」「努力して頼む」というニュアンスがあります。

I finally got my son to clean his room.
(やっと息子に部屋を掃除させた)

「やっと」というニュアンス。説得が必要だった、簡単ではなかった。

文法:get + 人 + to不定詞

get の後ろはto不定詞が来ます。have との違いに注意。

I got him to help me.
(彼に手伝ってもらった)

get + 物 + 過去分詞

have と同様、「物を〜してもらう」場合は過去分詞を使います。

I got my car repaired.
(車を修理してもらった)

ただし、get の方が「手配した」「段取りをつけた」というニュアンスが強くなります。

get の例文

I got my friend to lend me some money.
(友達にお金を貸してもらった)

→ 友達を説得して貸してもらった

How did you get her to agree?
(どうやって彼女を説得したの?)

→ 説得が必要だったことが前提

I couldn't get the printer to work.
(プリンターを動かせなかった)

→ 努力したけど動かなかった


have と get の比較

同じ状況でも、have と get でニュアンスが変わります。

ニュアンス
I had him fix my computer.彼に直してもらった(当然の依頼)
I got him to fix my computer.彼を説得して直してもらった
ニュアンス
I had my hair cut.髪を切ってもらった(普通の報告)
I got my hair cut.髪を切ってもらった(やや口語的)

実際には、日常会話では have と get がほぼ同じ意味で使われることも多いです。ただし、「説得が必要だった」と強調したい時は get を使います。


4つの使役動詞まとめ

ここで、make / let / have / get の4つをまとめて整理しておきましょう。

動詞意味文法
make強制的にさせるmake + 人 + 原形She made me wait.
let許可してさせるlet + 人 + 原形She let me go.
have当然の依頼でしてもらうhave + 人 + 原形I had him check it.
get説得してやってもらうget + 人 + to不定詞I got him to check it.

文法の違いに注意

  • make / let / have → 動詞の原形
  • get → to不定詞

get だけ to が必要です。試験でもよく出るポイント。


日常会話でよく使うフレーズ

have を使った表現

I need to have my phone fixed.
(スマホを修理してもらわないと)

Can I have you sign here?
(ここにサインしていただけますか?)

I'll have it done by tomorrow.
(明日までに終わらせておきます)

get を使った表現

I finally got it to work.
(やっと動くようになった)

Can you get someone to help?
(誰かに手伝ってもらえる?)

I need to get my eyes checked.
(目を検査してもらわないと)

よくある間違い

1. have と get の文法を混同する

❌ I had him to check the document.
✅ I had him check the document.

❌ I got him check the document.
✅ I got him to check the document.

have は原形、get は to不定詞。これは覚えるしかありません。

2. 被害の have を知らない

have には「〜される」という被害のニュアンスもあります。

I had my wallet stolen.
(財布を盗まれた)

これは「してもらった」ではなく「された」。文脈で判断します。


まとめ

have と get の違いは、当然の依頼か、説得が必要か

動詞意味
have当然のこととして頼むI had my assistant send it.
get説得・努力してやってもらうI got my friend to help me.

日常会話ではほぼ同じ意味で使われることも多いですが、「説得が必要だった」と強調したい時は get を使いましょう。

また、文法の違い(have + 原形、get + to不定詞)も忘れずに。


この記事が、使役動詞の理解に役立てば嬉しいです。