have と get の違い|「〜してもらう」を正しく使い分ける方法
英語の使役動詞haveとgetの違いを徹底解説。haveは当然の依頼、getは説得・努力が必要な依頼。「髪を切ってもらう」「修理してもらう」など実践的な例文付きで使い分けを紹介します。
「〜してもらう」を英語で言いたい時、have と get のどちらを使えばいいか迷ったことはありませんか?
- I had my hair cut.
- I got my hair cut.
どちらも「髪を切ってもらった」という意味ですが、実はニュアンスが違います。
この記事では、have と get の根本的な違いと、実際の使い分けを解説します。
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基本イメージを押さえる
have と get の違いは、「当然」か「努力」かで考えるとわかりやすいです。
基本イメージ
- have = 当然のこととして頼む(依頼は自然に通る)
- get = 説得・努力してやってもらう(働きかけが必要)
have の使い方
意味:当然のこととして〜してもらう
have は「依頼が当然通る」「相手がやるのが普通」という状況で使います。
I had my assistant send the email.
(アシスタントにメールを送ってもらった)
アシスタントに頼むのは当然のこと。特に説得は必要ない。
文法:have + 人 + 動詞の原形
have の後ろは動詞の原形が来ます。
I had him check the document.
(彼に書類をチェックしてもらった)
have + 物 + 過去分詞
「物を〜してもらう」場合は、過去分詞を使います。
I had my car repaired.
(車を修理してもらった)
この形は「〜された状態にしてもらう」というニュアンス。サービスを受ける時によく使います。
have の例文
I had the waiter bring me the menu.
(ウェイターにメニューを持ってきてもらった)
→ レストランでは当然のこと
I had my teeth cleaned at the dentist.
(歯医者で歯をクリーニングしてもらった)
→ 歯医者に行けば当然やってもらえること
I'll have someone call you back.
(誰かに折り返し電話させます)
→ 会社で当然の対応として
get の使い方
意味:説得・努力して〜してもらう
get は「相手を説得する」「努力して頼む」というニュアンスがあります。
I finally got my son to clean his room.
(やっと息子に部屋を掃除させた)
「やっと」というニュアンス。説得が必要だった、簡単ではなかった。
文法:get + 人 + to不定詞
get の後ろはto不定詞が来ます。have との違いに注意。
I got him to help me.
(彼に手伝ってもらった)
get + 物 + 過去分詞
have と同様、「物を〜してもらう」場合は過去分詞を使います。
I got my car repaired.
(車を修理してもらった)
ただし、get の方が「手配した」「段取りをつけた」というニュアンスが強くなります。
get の例文
I got my friend to lend me some money.
(友達にお金を貸してもらった)
→ 友達を説得して貸してもらった
How did you get her to agree?
(どうやって彼女を説得したの?)
→ 説得が必要だったことが前提
I couldn't get the printer to work.
(プリンターを動かせなかった)
→ 努力したけど動かなかった
have と get の比較
同じ状況でも、have と get でニュアンスが変わります。
| 文 | ニュアンス |
|---|---|
| I had him fix my computer. | 彼に直してもらった(当然の依頼) |
| I got him to fix my computer. | 彼を説得して直してもらった |
| 文 | ニュアンス |
|---|---|
| I had my hair cut. | 髪を切ってもらった(普通の報告) |
| I got my hair cut. | 髪を切ってもらった(やや口語的) |
実際には、日常会話では have と get がほぼ同じ意味で使われることも多いです。ただし、「説得が必要だった」と強調したい時は get を使います。
4つの使役動詞まとめ
ここで、make / let / have / get の4つをまとめて整理しておきましょう。
| 動詞 | 意味 | 文法 | 例 |
|---|---|---|---|
| make | 強制的にさせる | make + 人 + 原形 | She made me wait. |
| let | 許可してさせる | let + 人 + 原形 | She let me go. |
| have | 当然の依頼でしてもらう | have + 人 + 原形 | I had him check it. |
| get | 説得してやってもらう | get + 人 + to不定詞 | I got him to check it. |
文法の違いに注意
- make / let / have → 動詞の原形
- get → to不定詞
get だけ to が必要です。試験でもよく出るポイント。
日常会話でよく使うフレーズ
have を使った表現
I need to have my phone fixed.
(スマホを修理してもらわないと)
Can I have you sign here?
(ここにサインしていただけますか?)
I'll have it done by tomorrow.
(明日までに終わらせておきます)
get を使った表現
I finally got it to work.
(やっと動くようになった)
Can you get someone to help?
(誰かに手伝ってもらえる?)
I need to get my eyes checked.
(目を検査してもらわないと)
よくある間違い
1. have と get の文法を混同する
❌ I had him to check the document.
✅ I had him check the document.
❌ I got him check the document.
✅ I got him to check the document.
have は原形、get は to不定詞。これは覚えるしかありません。
2. 被害の have を知らない
have には「〜される」という被害のニュアンスもあります。
I had my wallet stolen.
(財布を盗まれた)
これは「してもらった」ではなく「された」。文脈で判断します。
まとめ
have と get の違いは、当然の依頼か、説得が必要か。
| 動詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| have | 当然のこととして頼む | I had my assistant send it. |
| get | 説得・努力してやってもらう | I got my friend to help me. |
日常会話ではほぼ同じ意味で使われることも多いですが、「説得が必要だった」と強調したい時は get を使いましょう。
また、文法の違い(have + 原形、get + to不定詞)も忘れずに。
この記事が、使役動詞の理解に役立てば嬉しいです。